アニメ『ベイブレードX』はなぜホビーアニメとして面白いのか

テレビアニメ『ベイブレードX』という、独特な面白さを持ったホビーアニメ(玩具メーカーの販売促進アニメ)が、現在56話まで放送されています。

このアニメの魅力は、実力主義的で、バトルの勝敗の理由が明確だとか、一人一人のキャラクターの心情描写が繊細だとかではありません。

もっと大きく、一つの物語として、ストーリー構成やキャラクターの心情面の奥深くに、ベイブレードと言うホビーが関わってきている、という事を、私は言いたいのです。

そしてこれが、ホビーアニメだからこそ成せる、物語の面白さの新しい境地かもしれません。

面白さの理由

では、本題の、なぜ面白いと感じるのかについてです。

これは、「キャラクターがベイブレードを使っているという一言に尽きます。これだけだと抽象的すぎるので、これからいくつか具体例をだそうと思いますが、これは相当に難しく、ストーリーとホビーの高度な連動がなければ成し得ないことだと感じました。

  1. 龍宮クロムとコバルトドラグーン

龍宮クロムというキャラクターは、簡単にいうとアニメのボスキャラ、主人公の最大のライバルに位置付けられるキャラクターです。

このクロムは、ボスキャラながらアニメの最序盤から登場していて、その真の実力が明かされる49話まで、長い間存在感を放ってきました。

 

そんなクロムですが、かなり問題を抱えたキャラクターで、自分より唯一実力が上の主人公、黒須エクスに対してかなりの執着心を持っています。

(詳しくはこちらをご覧ください龍宮クロム)

最初こそ健全な劣等感でしたが、それが徐々に膨れ上がり、最終的にはエクスを理解しようとしすぎるがあまり、自分の中にエクスの幻想(幻覚)を作り出します。

理解できない現実とのギャップに苦しみ、無理矢理に自己解決しようとした結果です。

そして今度は、現実に存在するエクスの事を「偽物」とし、激しい憎悪を持つようになります。

自分の中だけに存在する「真のエクス」が、現実に存在する「偽物のエクス」よりも正しい事を証明するために、彼は49話でエクスとバトルをします。

 

これを見て私は、子供向けホビーアニメとしては少々やり過ぎなのではないか、と一視聴者ながら思いましたが、クロムのバトルシーンを見て、見方が変わりました。

 

クロムの使用するベイブレード「コバルトドラグーン」はリアルでもアニメの中でも初めて登場する「左回転」のベイブレードで、これは他の全ての「右回転」のベイブレードとは周回軌道が異なる事を意味します。

簡単にいうと、他のベイブレード線対称の動きをするという事です。

当然主人公のエクスが使うベイブレードも右回転なので、クロムの左回転のベイブレードと線対象の軌道を描いた後に正面衝突します。

 

ここまでだと「左回転すげー」という販促アニメとしての役割を果たすに終始するわけですが、注目に値するのはエクスの言った次のセリフです。

 

すごいよクロム、まるで自分と戦っているみたいだ!

 

そう、これこそがクロムの真の狙いだったわけです。クロム自身の中に存在するエクスと、現実に存在するエクス。その2人を「正面から」バトルさせてどちらが上かを証明する。

右回転同士では、同じ軌道を描いたところで永遠に当たらずに独り歩きするだけですが、左回転と右回転のベイブレードとなると一転して同じスタイルながら純粋な力比べという物語が生まれるわけです。

 

現実のホビーの最大の売り文句である「左回転」を、ほぼこれしかないだろうと思われる方法でストーリーに落とし込み、それに終始せず大迫力のバトルを繰り広げる様にはただただ感嘆しました。こんな展開は歴代のベイブレードアニメでは見たことがありません。

あたかもクロムと言うキャラクターからコバルトドラグーンが生まれたかのような錯覚すら覚えました。

 

このように、『ベイブレードX』では、丁寧なキャラクター描写があって、そこに深く現実のホビーが関わってきます。ホビーアニメでは基本的にリアルのホビーがあって、そこにそれを使用するキャラクターが作られていく、「ホビーがキャラクターを使う」構成なのに対して、このアニメはそれが逆転するような緻密なストーリー構成になっています。

 

具体例を複数あげようと思っていたら、最初の例でかなりの文字数になってしまった……続きは次回。

 

まとめ

アニメとリアルの連動、ベイブレードXの魅力は伝わったでしょうか。

ストーリーが緻密なあまり、どうしても勝てないキャラクターが出てきて、現実の販促に影響が出ていることもあるとかないとか……。

そこはあくまで自分が楽しめているので私自身はどうとも思わないのですが、個人的にはそれが理由でストーリーが平凡化してしまうのはちょっぴり寂しいです(過去にそう言う尖ったホビアニがあったのを知っているので……)。

そこも含めて(?)これからのベイブレードXの展開には目が離せません👀

あと、スマホで文章を書くと摩擦で指が痛くなりますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ベイブレードX考察】56話 白き陰謀

今週のベイブレードXは今後の展開を大きく左右しそうな伏線が大量に貼られたので、一つずつ雑に考察したいと思います。

(原作のコミックの方は読んでいません。悪しからず……) 

今回提起された謎

  1. 白星テンカはなぜ仮面Xと戦いたかったのか
  2. 万獣クインはテンカの指示(?)で何をB4に提案したのか
  3. そもそもなぜ万獣クインはテンカに協力したのか
  4. 白星流に起こったお家騒動の原因は何か
  5. ベイブレード界に起こる変化とは何か

ざっとこんなところでしょうか

白星流に起こったお家騒動の原因は何か

(リストの順番通りではないのは、説明しやすくするためです)

まず、お家騒動(内輪揉め)の原因として一番考えられそうなのが、門下生の実力不足による道場離れです。

というのも、作中でテンカは、「白星流は絶対に負けない」と言うことを何度も言っており、白星流は徹底した実力主義の流派であったことが伺えます。

となると、テンカが昭和の体育会系の部活のような厳しすぎる訓練を門下生に課していた可能性があり、現代では流石にそれが通用せずに、「実力主義派」と「平和主義派」で対立が起こってしまったのではないでしょうか(ちょいと無難すぎるか)。

白星テンカはなぜ仮面Xと戦いたかったのか

ここで二つ目の謎です。

テンカはマルチちゃんに、「仮面Xに勝つことが目的ではない」と明言しています。これはどういうことでしょうか?

これには上のお家騒動の話が関わってくるはずです。

結論から言うと、2期始まって以来たびたび描写されてきたテンカの暗躍シーンは、「実力者のリサーチ」であり、

その目的は、「超強いブレーダーの白星流へのスカウト」ではないでしょうか。当然その先には、白星流のお家復興があります。

実力不足でなまってしまった白星流を、無理やり強いブレーダーを引き込んで復活させようと言うわけです。

仮面Xはベイブレード狂であることはテンカはリサーチ済みだったと思うで、バトルして実力を見せれば話に乗ってくると踏んだわけです。

53話でのバーンvsキングvsテンカは、ぶっちゃけテンカが何がしたかったのかよくわかりませんでしたが、スカウト目的で実力を試したとすれば納得が行きます(勝負を預かったとかなんとか言っていましたが……)

万獣クインはテンカの指示(?)で何をB4に提案したのか

さて、ついに本題です。ここまでの考察で、テンカの目的は、白星流のお家復興のための最強ブレーダー集めであるとしましたが、ではB4に何を提案するんだと言ったら、それはズバリ、「新たな頂上制度の導入」です。

まあこれはメタ的な考察にはなりますが、やっぱり2期の目的も「Xタワーの頂上を目指す」だとやっぱり味気ないと言うか、1期でほぼ達成と言うところまで行っているので何かしら新たな目標が掲げられるのではないかと言うわけです。

そこで、白星流のお家復興を目指すテンカが、文字通り「天下」をとるために、Xタワーを生まれ変わらせる、と予想します。

おそらくこれには、二本目のXタワーも関わってくると思います(二本のXタワーの合併とか)。

二本で合計二百階のXタワーの頂点を目指す、とかないですかね。

まあともかく、新たな「頂点」を決める戦いをテンカは起こしたいのではないでしょうか。

そもそもなぜ万獣クインはテンカに協力したのか

これに関しては単純に54話のクインとテンカのバトル描写でテンカが勝って、実力で従わせたと見るのが妥当かと思います。

ベイブレード界に起こる変化とは何か

これはまあアニメ上の演出として、「大きな変化が起こる」と大袈裟に言っているだけかもしれませんが、少し考察してみます。

55話でマルチちゃんがスランプを克服してベイクラフターとして成長したのかと思ったら、56話ではまたまた頭を抱えてしまいました。どうやらこれは長引きそうな予感です。

 

2期で登場するベイの特徴として、バトル中の可変ギミック(サムライセイバーのブレードや、クリムゾンガルーダのビットなど)があると思います。

おそらく作中でも、このようなギミックは強調されるでしょう。(クリムゾンガルーダのバトル温存されてたし)

とりあえず、これは分かりやすい「変化」と言えそうです。

また、ダブルエクストリームスタジアムが出てくる可能性もあります。

ただこれだけではやっぱり弱いですね。

個人戦になるとかも考えたのですが、それだとバード君の立つ瀬がなくなるのでやめましょう。

 

何はともあれ、来週か再来週には、久しぶりにエクス君のバトルシーンが見れそうなのでそこでまた何かが動き出すかもしれません。

また展開が大きく動いたら考察したいと思います。

 

 

 

【Graphviz】フローチャートをテキストだけで作成する。必須の設定を解説。【VSCode】

Graphvizは、テキストでズガガガって書くだけで、勝手に視覚的なチャートを作成してくれるツールです。

機能もシンプルで使いやすいのですが、日本語だと文字化けしたり、拡張機能にそれぞれ個性があったりしたので、おすすめの方法を書き残しておきます。

VSCode拡張機能をベースします。

前提

VSCodeを使っている。

graphvizインストール

こちらの記事を参考にインストールしてください。 0222-nnn.com

拡張機能インストール

いくつかの拡張機能を試しましたが、「graphviz Interactive Preview」+「Graphviz Preview」の組み合わせが最強でした。

Graphviz Interactive Preview

Graphviz Preview

どちらも名前に"preview"とありますが、プレビュー機能を使うのは片方だけで、もう一方はスニペット(構文補助機能)です。 インストールしたら再起動してください。

本文を書く前に

テキストエディタで拡張子が".dot"のファイルを作成します。

そうしたら、ctrl+shift+pでコマンドパレットを開き、 「graphviz open preview to the side」でプレビューを表示。

以下の、画像から範囲を選択してクリッピングするアプリのフローチャートを例に説明します。

あくまで例なので内容については突っ込まないでください……

必須設定

dot言語では、まず、全体の設定を記述し、そのあとで実際に中身を書いていくことになります。

ここで、設定を何もしないと、プレビューにはちゃんと表示されますが、画像ファイルとしてエクスポートしたときに日本語が崩れます

そうならないようにするためには、次のように記述します。

digraph G{//Gでなくてもよい
    graph[
        fontname="Meiryo UI",
        label="クリッピングアプリ",//題名
        labelloc="t",//題名を上に表示(topの略)
        fontsize=18,
        
    ];
    node[
        fontname="Meiryo UI",
    ];
    edge[
        fontname="Meiryo UI"
    ];

それぞれのパーツと、それをつなげる線、そして題名の、それぞれの文字に対して日本語用のフォントを指定しています。 Meiryo UIでなくてもよいですが、試した限りだとこれが一番プレビュー通りにエクスポートできました。

基本構文

こちらの記事が綺麗に網羅されてて、とても分かりやすかったです↓ qiita.com

まとめ

AI分野とかの最新技術の記事とか書きたいです。

【GitHub】ローカルリポジトリ、リモートリポジトリあたりの仕様をまとめておく。

VSCode上で、初めてgithubを触っていたところ、いくつか困惑したルールがあったため、記しておきます。

前提

githubaddcommitpushの流れまではわかっている。

わからなかったこと

ローカルリポジトリ作成後、add remoteでリモートリポジトリのurlを連携させたところ、名前の入力を求められました。
てっきり私は、ローカルリポジトリとリモートリポジトリを一対一で対応させて、そこにコードを流し込んでいくものだと思っていたので、「なんで名前なんかつけるんだ?」って思ったのですが、違ったらしいです。

真相

  • そもそも、一つのローカルリポジトリに対して、複数のリモートリポジトリを紐づけすることができる。
  • ローカルで、リモートリポジトリにつける名前はあくまで「ローカルでの識別子」であり、同じリモートリポジトリを共有していても、人によって違う。リモートの方には反映されない。(だから名前は何だっていい)
    現在連携中のリモートリポジトリをすべて表示させた結果です。リモートリポジトリが二つ登録されています。

ちなみに、名前を付けるときは、「origin」とするのが慣例だそうです。

まとめ

新しく買ったメカニカルキーボード+初めてのマークダウン形式での執筆、やりづらいです。全然慣れる気がしません。